港区 白金高輪の心療内科・精神科|白金メンタルクリニックの一言日記

白金メンタルクリニック

一言日記 心の医者が読み解く今日の世相

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一言日記~ 心の医者が読み解く今日の世相 ~

(2017年4月8日 07:40)呼吸の不思議 気が枯れる

お身体の調子や一日の気分をみるとき、私はその方の身長や体重からおおよその肺活量を推し量ることも重視しています。無論、明確な科学的根拠はありません。ただ、疲労コンパイを指して、昔の人は、根があがる。息があがると云っていました。無論、根拠なく伝承される言葉ではないとばかり、抑うつ状態の方の肺活量を測定すると、ひどい場合、身長や体重比に比して、其の呼気は本来推定される半分以下しかありません。

 そこで、もしやばかり、其の範囲を広げ、いじめや、過労、ストレスは言うに及ばず、風邪やインフルエンザ、神経性疼痛から、捻挫、甲状腺機能障害など、およそ人が患うであろう、あらゆる不調に対し、肺活量の実験を試みたところ、苦衷にある大半の方は、十分な換気(呼気)が得れていませんでした。いわゆる、如何なる病も、必ず肺活量が減少するということです。

そこで、もし、ご自身の体調を知りたい。今日のリズムはどうだ?と思われるなら、どうぞ風船を使ってみてください。無理に気張ることなく息を吹き込み、いつもの膨張で、其の平均を確認しておきましょう。その日の体調がわかる筈です。風船で??なんて簡単に思ってはいけません。この呼吸が浅い場合、其の日は無理を避け、飲み会や、過重となる会議なども、慎重を期して下さい。呼吸は本当に不思議なものです。
 
 また、蛇足ですが、これら、肺活量の変動は、時として発熱や頭痛、突然の急病に至るまで予兆してくれます。体重に比較した其の肺活量は、一日のありかたや、流れすら教えてくれるものと考えています。昔の人は病を指して、穢れと称しました。これは中国から漢字が入ってきたためで、私は、きがれと称し、敢えて漢字にあて字して、気が枯れとしています。いわゆる、転ばぬ先の生理的予兆と信じています。もし、時間の許される方は、朝、風船で息を吹き込んでみましょう。自ら人体整理の不思議をみることができるでしょう。

このような事から、弊院では、指先にクリップをはさみ、毛細血管に流れる酸素飽和度と心拍の測定を行います。意味のあるなしを問わず、必ず行うようにしています。

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