港区 白金高輪の心療内科・精神科|白金メンタルクリニックの一言日記

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一言日記 心の医者が読み解く今日の世相

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一言日記~ 心の医者が読み解く今日の世相 ~

(2018年2月11日 17:25)善意の虐待4 負のスパイラル

● イジメられた子は大人になるとイジメかえす。
病院通いをしながらも、運よく難関を乗り切りった子供が大人になって自分の子供が授かると同じことを繰り返します。イジメたという意識はなく、自分がかって受けたことが、その正否を問わず、子供に向けられます。会社で不快なことがあったり、何か不愉快なことを考えると、目についた我が子を意味もなく怒鳴ったり叱り付けたりします。これは自分がかって受けたことが潜在意識の傷となって残り、子供を見るたびに思い出すからです。
例えば、子供が疲れて机に頭を横にしていたら、いきなり怒鳴られたり新聞紙でたたかれたりは其の典型でしょう。座っていたら、いきなり意味のわからないことを怒鳴られることもあります。いまPTSDが叫ばれ久しいものがありますが、PTSDは非常に範囲が広く、其の適応には家族歴全体の把握は欠かせません。ベトナム戦争に始まる某種の心的衝撃だけではないのです。私たちが大学に行く時代は、センター試験も偏差値評価もありませんでした。まして予備校などお金と気持ちの余裕がある子供のいくところと考えていました。
無論、皮膚や副鼻腔、食物にかかわるアレルギー体質の人は、むしろ今より少なかったと記憶しています。往事の高校では、同級生と喧嘩をしても、数日後にはケロっとして正常な友人関係に戻れました。先生に物差で手を叩かれても自分が悪いという意識がありました。少し不良がかった生徒が人の自転車を失敬しても、お巡りさんに怒られて学校では反省文書かされ、それで終わりでした。不純異性交遊もちらほらです。それらが良いか悪いか私にはわかりません。ただ、いまの時代だと其の性質によっては逮捕、退学です。心が失われてくると免疫に影響します。免疫は記憶力減退という酸素換気に直接影響します。やがて若年性胃潰瘍を初め免疫に起因する各種アレルギーや化膿症状を併発1これらは、全て負のスパイラルとなって次世代の子どもへと受け継がれます。

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